2020ダービー<傾向、有力馬>

競馬Labo

ついにダービーウィークになりました!
競馬関係者はなんとしてでも勝ちたいレースですし、予想する側としても当てたいレースですね!
去年のダービーは1枠1番のロジャーバローズが12番人気の低評価を覆し優勝し単勝9,310円と波乱のレースになりました。また単勝1.6倍のサートゥルナーリアが4着と敗れています。今回もコントレイルが1倍台予想なので注目です!

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傾向

前走

過去10年では皐月賞組が8勝、京都新聞杯組が2勝しているため、他のレースからでは勝ち馬がいません。
皐月賞組の中でも8着以下の馬は成績が悪く、プラス材料とはならないため、7着以内の馬を狙うのが無難かと思います。
また、皐月賞で1人気だった馬は勝率11%で2人気が勝率0%となっています。
しかし、2人気は連対率が高いため、2着が多いようです。
ちなみに、1番勝率が高いのは3人気で勝率30%となっています。
前走NHKマイルカップは過去10年で勝ち馬がいなく、さらに、複勝率も0%と1,600から2,400の距離延長は難しいようです。
前走皐月賞7着以内:コントレイル、ダーリントンホール、コルテジア、ガロアクリーク、サリオス、サトノフラッグ、ウインカーネリアン
前走皐月賞3人気:サトノフラッグ
前走NHKマイルカップ:サトノインプレッサ

人気

このレースは過去20年1人気の勝率が50%と優秀な成績を残しています。また複勝率は75%と、とても高い数値を残しています。
しかし、平均配当の3連複は63,000、3連単は358,000円と1人気が良い成績を残してる割には高い配当となっており、2,3着が荒れる傾向にあるため、軸を堅めにして、ヒモに人気薄を含めるのが良い買い方と言えそうです。

脚質

近年では差し有利な傾向にあります。2008年以降、上りが1~3位だった馬が多く勝っているため、早い上りを使える馬が有利な傾向です。

枠順

ダービーは何と言っても枠順が重要ですよね!
このレースは1枠の成績がとてもよく勝率も複勝率もトップです。
去年のロジャーバローズも最内でしたし、人気薄の馬でも切り切れない枠です。
また2枠、3枠も成績が良いため、内有利なレースです。
2008年以降7~8枠で馬券に絡んだ馬は6頭いますが、3頭が1人気と外枠は相当不利になってしまいます。
1枠:サトノインプレッサ、アルジャンナ
7~8枠:ディープポンド、マイラプソディ、サトノフラッグ、マンオブスピリット、ヴァルコス、ウインカーネリアン

産駒

このレースは2008年以降ディープインパクト産駒が5勝7連対、3着3回と好成績を残しています。
去年の勝ち馬ロジャーバローズもディープ産駒ですし、一昨年の勝ち馬ワグネリアンもディープ産駒なので人気薄でもディープ産駒には目が離せません。

豆知識

2020年はネズミ年ですよね。そこで、ネズミ年のダービー人気別着順を見てみると、
1960年、72年、84年、96年、08年と1人気の馬が4-1-0-0と圧倒的な数値を残しています。また、60年の勝ち馬コダマと84年のシンボリルドルフは無敗で2冠と達成していますし、08年のディープスカイはNHKマイルからダービーと変則2冠を達成し、5頭中2頭が2冠馬となっているため、コントレイルが無敗の2冠馬になる可能性はかなり高いかもしれません。

過去10年で前走と同じ騎手で臨んだ馬が10勝し、10-8-7-93で乗り替わりで臨んだ馬は
0-2-3-55と連対率も3.3%と低いデータが出ています。

2015年以降の日本ダービーでは3走前に1人気で1着だった馬が優勝しています。
また、2016年ではこの条件に該当している馬が1着から3着を独占しました。
ちなみに去年はこの条件に当てはまる馬が4頭しかいませんでした。
この条件に該当する馬:ワーケア、コントレイル、サリオス、マイラプソディ、サトノフラッグ
今回もこの5頭の中から勝ち馬が出るかもしれません。

有力馬

コントレイル 福永 矢作 ノースヒル

1倍台の1人気が予想されるコントレイルです。
この馬は無敗で皐月賞を勝ち、1,800mの東スポ2歳Sでもレコードで制し東京競馬場でも実績を残している馬です。
前走はスタートして行きっぷりが悪く、後方からといつもとは違うレースになりましたが、外から捲る強い競馬で勝ちました。
枠も3枠5番と内枠に入りましたし、1~4番の馬が後方から行く馬が多いので、楽に先行できるのではないでしょうか。
しかし、矢作厩舎が取材で「2,400mは適正距離ではない」と言っているので距離には多少不安なところはありますが、能力では世代トップなものを持っているので能力の高さで克服しそうです。
また金曜日に東京上空で医療従事者の方に向けて航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が雲を出しながら飛行しました。
コントレイルは英語でcontrailで飛行機雲という意味なのでダービーにも関係しているのかもしれません。
またブルーインパルスは6機ですが、雲を出しながら飛行したのは5機で、コントレイルの馬番も5番ですね(笑)

サリオス Dレーン 堀 ノーザンF

2人気が予想されるサリオスです。
この馬は無敗のまま皐月賞に出走しましたが、コントレイルに差され、2着に敗れていますが3着からにはかなりの力差がありそうです。
また距離延長が得意なハーツクライですし、1,600mのサウジRCではレコードで勝っているため東京競馬場に変わるのも問題なさそうです。
またレーン騎手は皐月賞のレース後に「馬場の悪いところを通ってしまった」と言っていたので今回逆転の可能性もあるかもしれません。

サトノフラッグ 武豊 国枝 ノーザンF

3人気が予想されるサトノフラッグです。
新馬戦は負けてしまいましたが、未勝利、1勝クラスを圧勝し、弥生賞ディープ記念も強い勝ち方をしました。
未勝利、1勝クラスに騎乗したマーフィー騎手は英国メディアに「ダービーの有力馬になる」と言っているほど、サトノフラッグを大絶賛していました。
弥生賞でも重馬場が心配されましたが、後方から捲る強い競馬でワーケアに0.2秒差で勝ちました。皐月賞では5着と敗れてしまいましたが、国枝調教師は「仕上げすぎてしまった」と敗因を明確にし、今回は前走よりは緩い調教になっています。
しかし、今回はルメール騎手から武豊騎手に乗り替わりになるため、過去10年のデーターではマイナスになってしまいます。
また枠が外枠になってしまったのもマイナスです。
武豊騎手はダービー5勝しているのでどのような騎乗をするのか注目です。

最後に

今週は待ちに待ったダービーです!
コントレイルがどのようなレースをするのか注目です!
馬なり予想もお楽しみに!!


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