2020宝塚記念<傾向、有力馬>

競馬Labo

上半期の総決算といえるグランプリレース宝塚記念。今年も豪華メンバーが揃いましたね!
梅雨特有の上りを要するスタミナレースを制するのはどの馬か。
過去の傾向を分析して有力馬を抽出したいと思います。

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傾向

人気

過去10年の人気順の成績を見てみると、1番人気は<2,4,1,3>、2番人気は<1,1,1,7>、3番人気は<2,0,2,6>と、3番人気までの馬が安定した結果を残しています。

よって、穴馬を本命に推して、高配当を狙うのは厳しいレースと言えます。

1番人気予想 サートゥルナーリア、2,3番人気予想 ラッキーライラック、クロノジェネシス

馬齢

馬齢では、4歳馬が<3,2,5,35>、5歳馬が<6,5,5,32>、6歳馬が<1,2,0,21>となっており、最も成績が良いのは5歳馬となっています。

5歳馬 グローリーヴェイズ、アフリカンゴールド、トーセスーリヤ、アドマイヤアルバ、ラッキーライラック、ブラストワンピース

枠順

枠順では8枠が<7,0,2,13>と最も成績が良く、突出しています。また、最内の1枠に入った馬は<1,1,4,10>で、複勝率37.5%と優秀。

8枠 クロノジェネシス、カデナ、ブラストワンピース

牝馬好走

牝馬は11頭が出走して4連対で好成績。13年以降は毎年必ず1頭は牝馬が3着以内に入っている。

牝馬 ラッキーライラック、クロノジェネシス

前走

前走レース別成績は、出走数が最も多い天皇賞・春組が<4,2,2,30>。一昨年のミッキーロケットら最多の4勝をあげ、連対率15.8%・複勝率21.1%と好成績になっている。

天皇賞・春組 トーセンカンビーナ、モズベッロ、ダンビュライト、キセキ、スティッフェリオ

有力馬

サートゥルナーリア

4着以下に敗れたのは、日本ダービーと天皇賞・秋のみ。右回りのレースは連対率100%であり、唯一の敗戦はリスグラシューに敗れた2走前の有馬記念(2着)。同馬は引退しており、今回のグランプリは勝つチャンスがめぐってきたと言える。前走金鯱賞は相手が楽だったが、貫禄の内容で勝利した。大阪杯を見送ったので少し間隔(15週)はあいたものの予定通り。皐月賞(15週)や神戸新聞杯(17週)を勝つなど、久々も結果を残している。よっぽど、今回のような放牧明けも<4,0,0,0>と、間隔を開けたほうが好走しているともいえる。

ラッキーライラック

2歳でデビューして、G1の阪神ジュベナイルフィリーズを含む4連勝をマーク。その後はしばらく勝利に恵まれなかったが、昨年秋から本格化してきた。前走は大阪杯を勝利してG1・3勝目。先団のインコースで折り合い、逃げたダノンキングリーを目標に動くと、最後の直線でキッチリと抜け出した。4走前に勝利したエリザベス女王杯とは違った立ち回りだったが、鮮やかな末脚を披露。馬群の外を回らずに末脚を存分に生かせるのは大きな強み。今回の阪神芝2200mも内回りコースを使用。包まれるなどの不利がなければ期待できる。

クロノジェネシス

大阪杯は最後にラッキーライラックとの追い比べに敗れ、惜しくもクビ差の2着に終わった。比較的内めを立ち回ったラッキーライラックに対し、本馬は8枠だったこともあり外めを回っていた。通ったコースを考えると、勝ちに匹敵する内容だろう。2走前の京都記念は重馬場のなか、ジャパンC2着の実績があるカレンブーケドールを2馬身半下した。4走前は稍重の秋華賞を制してG1初制覇を飾った。良馬場でも問題はないが、道悪を全く苦にしないことが大きな強み。

〘writer Sugar〙

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